2015年12月27日

「サムガ」−嬉しかった先輩の一言(3)

『サムガ』

12月26日 (レポ)

(つづき)

中居:
でぇ、面白いその、1個上の先輩なんだけど。その人はねぇ、ほんとにこの年に1回とかぁ。俺が地元に帰った時にぃ、「じゃあ、誰々先輩呼ぶ?」って。凄いいい先輩なのよ。俺が1年生ん時にぃ、1年しか通ってなかったバスケ部だったのよ。バスケ部の1個上の先輩なのよ。

ほんで「中居お前、どうしたんだよ?」なんつって。でみん、皆やっぱ、当てんの。「何があったか?」みたいな。(スッ)「でも大したこと全然ないよ、そんな。」「お前がこんな酔っ払うなんか…。」「いや、そりゃあ、俺だってあるだろう!? なんか眠れない夜ぐらいよぉ。」なんつって。(スッ)

でもぉ、あの皆こう、当てる、当てに、行くのよ。ん、「でもまぁ、いいよ。俺、俺は、言わない! そんなことぉ。」なんつって。そしたらぁ、「分かった。お前、子供出来たんだろう?」みたいな。「お前なぁ、子供出来たぐらいで俺、寝れない日々なんか…。そしたら速攻言うよ! お前。『おい! 子供出来たぞぉ!』つって。」「分かった。女の子に振られた。」

ほんでそんなこと「わぁ〜。」つってて。「まぁ、いいんだ、いいんだ、いいんだ。ちょっと酔っ払ってみりゃあいいんだ。そぉ〜んな日もあるだろう?」なんつって。「わぁ〜!」なんか言ってて。ほんでまたなんかじゃあ、「じゃあ、1人で歌う。」なんつって。ほんで歌って、「わぁ〜。」って。

ほんでその先輩がさぁ、なんか、う〜ん、そんなねぇ、真剣な話とか、そぉ〜んなする先輩でもないしぃ。でもすぅ〜ごいいい先輩、あの、人が出来てる先輩で。

その先輩はぁ、そう、なんかねぇ、なんつうの? じゃあ、俺がなんかちょっと、寝れなかった、「なんで寝れなかったか?」っていうことを、全く追及をするような、人じゃないっていうか。

「じゃあまぁ、う〜ん、お前言えねぇ、もういい、全然言わなくていいんだけどぉ。俺も、世界が違うから分かんないよ。」って。で「多分ん、お前と俺の距離感だって言うとぉ、お前は多分、お前、そういうの言えるヤツがいるかどうかも俺は分からない。でも俺に言っても多分ん、俺は何も出来ない。」と。「たださぁ〜! 分かんないけどさ、中居さぁ〜!」って。「お前、頑張れよぉ〜!」って言ってくれたのよ。

それがなんかちょっと、嬉しくてぇ…。「俺、どうすんだろうなぁ〜?」と思ってぇ。「俺、分かんない。」と。でぇ、「明確な答えも出来ない。」と。「やっぱ、世界が違うから。お前なんかの世界は、よく分からない。」と。

あの、知ったかぶらない。「いやぁ〜、お前なんかの世界っていろいろあって、多分さぁ…。」っていうような先輩じゃない。そういう人じゃないのよ。ほぉ〜んと、ぶっきらぼうだよね。うん。もう分かんないことをぉ、あの恥じる人じゃないから。分かんないことは「分からない。」と。ほんでぇ、自分がぁ、あの、相談に乗れないことも分かる。

で俺、「お前は多分、性格上、多分それ、誰にも言わないんだろう?」と。で、「誰々には言ってんのか?」つって。「いや、誰にも言ってないっすねぇ。」って。今でも敬語さ。1個上の先輩だから。「いや、誰にも言わないっす。いやでも、今までもそんな感じでやって来てますしぃ。あの〜、言ったことでぇ、スッキリするタイプでもないのでぇ。」って。

「いや、俺にだってあるよ、悩み。」って。「でも、お前の悩みに比べればぁ、俺なんか小っぽけなもんだよ。」「いや、先輩ね。」って。「悩みってぇ、小っちゃいも大っきいもないんですよ。」って。う〜ん。「それってやっぱり、大っきい小っちゃいって、僕は無いと思いますんでぇ。え〜、先輩のぉ、悩みも多分ん、凄くぅ、あの、しんどい悩みもあると思います。だから大っきい小っちゃい…。僕は、僕が、この世界にいるから、大っきい悩みってこと無いと思いますよ。」なんつって。

「ほんじゃあ、分かんないけどさぁ。中居、お前…、お前、頑張れよ! なぁ〜!」って。ちょっとねぇ、涙出そうんなっちゃって。

あのねぇ、「頑張れよぉ。」なんて。こんなベタなぁ…。よく言うでしょう? あの、病気で戦ってる人に、「頑張ってね。」って言わないでとかさ。う〜ん。でぇ、患ってる人が、「私は頑張ってるよぉ!」って。「あなたに言われなくてもぉ!」って言うから「頑張って。」って言わないでって。なんかそういうの聞いたことあんのよ。

だから俺、「頑張って。」ってぇ、あんまり使うのやめようかなぁと思ってたんだけどもぉ。俺はぁ、別に「頑張って。」って、あの〜、心がこもってれば、別にぃ。ほんとに頑張って欲しい時とかはぁ、俺、普通にベタでも「頑張って。」でもいいのかなって思ってたりする派だったのよ。

ほんでぇ、別にその先輩は俺の、「お前は別に誰にも言わないだろうしぃ。それを言ったからってスッキリなるタイプじゃないのも分かってる。」と。で「言えるヤツがいないのかも分かんない。でお前の世界はもう俺、分かんない。たださぁ…、なんか分かんねぇけどさぁお前、頑張れよ!」って言われたから。「いやぁ、もうそんな、ありがとうございます…。」「俺も、ダメだよなぁ。俺、そんなことしか言えねぇんだけどなぁ〜。」つって。

そぉ〜れが、なかなか嬉しくてね。う〜ん。

そうだねぇ、あの〜、何? それこそよく言う、評価と手柄と、見返りじゃないけどぉ。俺にぃ、「頑張れよ。」つって、いい先輩ぶろうとしてるっていう人じゃないってことだよ。う〜ん。「俺が支えてやってるぞ。」とか。う〜ん。っていう、「俺が支えてやってる、俺が励ましてやってる。」ことにぃ、酔うような人じゃないってこと。うん。だから、伝わるんだろうね。う〜ん。

やぁ、参ったなぁ〜。「じゃあ、頑張りますけどぉ〜…。頑張ります。」つって「ありがとうございます。」つって。「まぁま、飲もうぜ〜。」なんつって。で飲んでて…。

だからその、悩みを打ち明けるってこと、あんま無いからぁ! それは同級生なり…。う〜ん。それは東京の友達でもぉ、じゃあ、ねぇ、スタッフとかでも。

ほんでぇ、で聞いてもらってぇ、スッキリ、分かんない。女性の人とかさ、女の子とかさ、まぁ男の子もそうかも知んないけど。言うこ、言うことによって、浄化される人っているでしょ? 俺ねぇ、それでねぇ、むか〜しやっぱ、あったんだけどぉ。こう言えばぁ、楽になるみたいな。

でもねぇ、あん〜ま楽じゃなかったの。結局ねぇ、あの〜、自分の正当性をぉ、あの〜、認めてもらいたくてぇ。う〜ん、ちょっと人の悪口…も入ったりとかぁ。でそこに自分を美化するためにぃ、ちょっと、嘘も入れたりするとか。ちょっとねぇ、あの〜、まぁ2割増しで喋ったりだとか。っていうことがあってぇ。結局、話した後とか、あんま気分がよくなかった時あったのね。それはもう20代ん時。

ほんで皆「分かるよぉ。それはお前の方が悪くないよぉ。」とか。「お前はさぁ、」って。「いやぁ、誰々が、周りがいけないんだよなぁ。」とかってぇ、味方してくれる人もぉ、いたんだけどもぉ。

「(チッ)まぁ、こぉれは結局、気分、全くよくないなぁ〜。」って。う〜ん。「何を俺は群れようとして、皆で共感を呼ぼうとしてんだろうなぁ?」つって。「膨らまして話してるし。ちょっと人の悪口も入ってるし。」みたいな。「そんなの、自分が気持ちよくないなぁ〜。」っと思いながら。

「そんだったらこれ、人に言うのは…、言ってもしょうがないなぁ〜。」って。「そんな分…、ねぇ? 自分の悩みなんか人、分かるわけないしなぁ〜。」って。「そんなんでスッキリしてどうすんだろうなぁ〜?」って。「なんにも進歩も無いし、なんにも進めないんだったらばぁ、言わないで自分で抱えて、じっくりそのなんか…、ねぇ? 立ちはだかったその、壁みたいなのと、真正面で向き合ってぇ、なんか、出来た方がいいんじゃないのかなぁ〜?」って思いながらぁ…。

ほん〜で、その先輩がポロッと言ってくれたのが、なかなか嬉しかった。っていう話でした。(トン)

ハガキ行きましょう。

(つづく)
ラベル:レポ
posted by alfa at 17:51| 神奈川 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | サムガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも文字起こしありがとうございます。

子供が出来ても眠れる、という人が眠れなかった事情って何だったんだろう?と考えてました。今般の件が報道されてから、もしかしてこれかな、と思いました。頑張って、そして公約通り踏ん張ってほしいです。
Posted by ひさのん at 2016年01月17日 01:56
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